尿毒症症状について・・・
腎臓が悪くなってきますと、おしっこ(尿)も出にくくなり、血液中の酸や老廃物も捨てることが出来なくなります。このような状況が徐徐に増悪していくことで、気分不快・食欲低下・嘔吐・意識障害など多彩な症状が出現することになり、血液中に老廃物が貯まることによって起こるこのような症状を尿毒症症状と呼びます。尿毒症症状は、非常に多彩な症状を引き起こしますので、“腎臓が悪い”と少しでも言われた方は、採血・採尿検査を行ってほしいと思います。尿毒症症状が出現する時は、かなり重症の腎機能障害があると考えられるので、透析療法・腎移植などの腎代替療法治療が必要となる可能性が高いと考えられます。