おしっこ(尿)について•••
おしっこ(尿)の検査は他の検査より、あまり負担がなく調べることが出来ます。その検査の結果より、身体についてのいろいろな情報が得られます。貴重な身体中を巡回している血液は、ポンプとしての働きである心臓から1分間に約5リットル送りだされていて、そのうち約1リットルが腎臓に入ってきます。腎臓に入った血液は腎臓の糸球体と尿細管でのろ過と再吸収の作用を経て、身体に必要なものは血液中に身体に不必要なものは尿中に分類されて、おしっこ(尿)として排泄されます。腎臓が障害されてしまうと、本来捨てられるべき物質が血液中に残っていたり、捨ててほしくないものがおしっこ(尿)で捨てられたりしてしまいます。おしっこ(尿)の中に、タンパク質や血液や糖などが検出されることで、種々の病気が疑われることとなり、ときどきは尿検査を行うことをお勧めします。