私は朝寝坊なのです。いつも、急いでクリニックに到着することばかり考えています。、
周りの風景など見る余裕もありません。
ところが、数日前、何気に広尾ガーデンヒルズの通りを通っているときに、
初めて上を見上げて、枯葉を観賞しました。
いつもより気持ちに余裕があったのかもしれません。
赤・黄色の枯葉が朝日に輝いて見えました。本当に秋、真っ只中だと実感しました。
今年も、あとひと月あまりで終わってしまうと思うと、何気に切なくなりました。
2年前に切なく哀しい歌を作りました。水曜日に勤務している春陽苑の苑長青山さんが作詞して、
私がその詞を少し手直しさせて頂き、作曲させていただきました。
この秋の季節に、ぜひ、”ぎんなん”を聞いていただきたいです!!
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ぎんなん 詞:あおやま えせい 作曲:すずき たかこ
① 秋も深く風も冷たい 黄金色の葉を払いのけ
腰を下ろして 遠い日のことを 思い出すの
あなたは外国の詩の話をして
ぎんなん葉は2枚の葉が一緒になったのだと
裂けて二つになったのではなく一緒になって輝くと
② 秋も深く風も冷たい いつもの場所に腰をおろし
あなたはさびしく 都会に行くと言いました
いつかはぎんなんの葉のように 一緒になって黄金に輝くのだと
ふたりの約束の目印に 対でうえました
私はあれから約束の目印を 忘れないように 大切に育みました
いつしか白い髪でも ぎんなんの葉は黄金に輝いています
③ 秋も深く風も冷たい 今では外国の詩を忘れ
あなたが話したぎんなんの葉のことも 思い出せません
すでに治らない病だと 言われました
あなたのことを思い出したくても思い出せません
だれかにぎんなんの実はいちょうに良いと言われました
私はあれからこの場所のことも 忘れてしまいました
でも何気なく来てしまう
この場所で今も ぎんなんの葉は黄金に輝いています
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本当に、木枯らしが寒く、インフルエンザやカゼが流行ってくる季節です。
温かくしてお過ごしいただきたいです。十分な睡眠も大切ですよネ! 鈴木孝子