トライアスロンに命をかけている岡部(今シーズン現在、50代日本ランキング2位)です。
皆さんはトライアスロンは、どのようなスポーツかご存知ですか?
スイム、バイク(自転車)ランの総合タイムで競うのですが、選手としては気力、体力もさることながら、レース運びを考える頭脳も必要なんです。
今日は今シーズン2戦目の稲毛海浜公園で行われたレースの模様をお伝えしていきます。興味がある方、是非読んでくださいね。
この大会では、スプリントの部でJTUエイジランキング優勝を狙って挑みました。
友達でありライバルでもあるAさん(ランキング4位で得意はスイム)と一緒に大会に参加、そして現在、日本ランキング1位のSさんも合流し、この大会で今年の年間ランキングが決まるためライバル同志、みんなの健闘を誓い合いました。
現在、ランキング2位の私は1位に躍り出るためには優勝は絶対条件でした。
ちなみにSさんはバイクが得意で、私はランが得意です。
いざレーススタート、距離は750mです。スイムが得意なAさんについて行く作戦でしたが、私の方が先行して、なかなかAさん抜かせれず、スイムが苦手なSさんと少し距離が離せたものの、終盤に差し掛かり、後ろから猛然と追いかけてくる気配がしましたが、やはりAさんで、なんとか逃げ切り5秒差で私が先行してスイムを上がることが出来ました。
次は、バイク距離は20Kmで、一周7kmの周回コースを3周でした。
後続とのタイム差を確認しながらでした。ほぼ一緒にスイムをゴールしたAさんは10秒差位で私のの後方を走っていました。
バイクの得意なSさんは1分30秒差でした。計算すると私のタイムから1分は縮めてくると予想していましたが、やはりラスト周回でAさんは僕を追い越しました。
私はここは我慢我慢とランニングの為に脚を使い過ぎないようにペース配分し、ランニングでの勝負を仕掛ける事に決めていました。しかしSさんとの1分30秒の差は縮まっていなかったので、優勝の文字が頭をよぎりました。
Aさんと私はバイク同時にゴール。
トランジットTIMEも無視は出来ません。どれだけ次の種目に切り替えてスタート出来るかが重要なポイントなのです。
最後の種目はランニング、距離は5Km、2.5kmのコースを2周します。
トランジットも素早く対応し、先行してランニングに入ることが出来ました。
Aさんは、10秒遅れてランニングスタートし、Sさんも1分50秒遅れてスタートしました。
レース前、Aさんはランニングの調子が良くなってきており、Sさんは練習不足と言っていました。
実は私が今季ランキング1位になるためには、私が優勝し、しかもAさんが2位のならなければ、Sさんとのポイントが同位になるため、いくつかの条件が必要でした。
1周目のランで、後続とのタイムを徐々に広げる事ができ、残り1kmポイント後続との差を確認し、私は優勝確信しました。
そして気になるのはAさんとSさんの2位争いでしたが、Aさんが1分以上前を走っていました。私はランキング1位になれる!とのワクワク感のまま、ラスト1kmを気持ちよく駆け抜けました。
レースは無事終了!念願のランキング1位になれました!
ライバルとの健闘を讃え合い、また来シーズンも切磋琢磨していく約束を交わしました!帰りには、地元の美味しいイタリアレストランでカルボナーラを満喫して帰路に着きました。
ライバルである友人に感謝!!
また、みんなで戦いましょう!
岡部